ダイワのマシンガンキャストタイプ3、略して21MC TYPE-IIIは、21MCシリーズの最終版であり、ヘビーバーサタイルとして位置付けられています。このロッドは、先行するTYPE-I、TYPE-IIとは異なり、巻きだけでなくワーミングにも適しており、多様な釣りに対応することができます。
TYPE-IIIの最大の特徴は、その優れたテーパーデザインにあります。これにより、バスフィッシングの新たなステージを切り開くことができると評価されています。このテーパーデザインの改良は、キャスタビリティの向上に貢献しており、キャスターが感じる感触も向上しています。
ダイワとフィッシングプロの並木敏成氏のコラボレーションにより、このロッドはさらなる進化を遂げました。TYPE-IIIは、高速なスイングでブランク全体をしならせることでルアーを弾き出す性質を持っていましたが、そのテーパーはファストからレギュラーファストへと変更されました。この変更により、キャスタビリティが一層向上しています。
このロッドの構造は、繊細なボトムの変化を捉え、ワイヤーベイトのリトリーブでの高感度、スローロールのショートバイトの瞬時の伝達など、多くのアドバンテージを持っています。また、5/8〜1oz.クラスのワイヤーベイトだけでなく、ラバージグやテキサス、フリーリグといったワーミングにも対応できるバーサタイル性を持っています。
最後に、21MC TYPE-IIIは、重量級のルアーを正確にターゲットに投げ入れるキャスタビリティと、ルアーが水に触れた瞬間からの高感度を両立しています。このロッドの存在は、現代の釣りフィールドを攻略する鍵となるでしょう。