シャッドって真冬にテロテロと巻くイメージが強くないですか?
小粒でスローに巻いてもしっかり泳いでくれる。
それがシャッドのいいところ。
ですが、シャッドは冬だけのルアーじゃない。
春、夏、秋の時期においてもしっかりとブラックバスにアピールしてくれるジャンルです。
そんなシャッドにおける秋の使い方を解説していきます。
秋は早巻きでリアクションバイト
秋は巻いて釣りたい時期。
理由としてはバスがベイトフィッシュを活発に追っている時期であるとともに、快適な水温になっているため行動しやすいからです。
そして、ベイトフィッシュを追っているブラックバスに対して最適なアプローチをしたい。
そういったときに使いたいのがシャッドの出番です。
人差し指ぐらいのサイズのルアーって、まさにベイトフィッシュじゃないですか??
ベイトと同じサイズのなにかが高速で泳いでいる。
ブラックバスにとっては逃げ惑っているベイトそのものです。
ベイトが逃げているようにみせてリアクションで食わす。
そのためにもリールをガー!!と早巻きで巻くのが秋のシャッドにおける使い方になってきます。
ボトムノックでベイトを散らしてスイッチを入れる
これは現状の釣りからレベルアップしたい人向けのシャッドのテクニックです。
リップの長いシャッドプラグでボトムをゴツゴツと高速で巻いてゴリとかエビなんかのベイトを散らしていく。
それによってブラックバスにスイッチを入れる。
これは霞ヶ浦水系とか野池なんかでハマるとかなり激アツな釣り方です。
ただし、この釣りには根がかりがつきものです。
ルアー回収機はマストですし、リップが長いシャッドプラグで障害物に引っかからないようにすることも意識したいところです。
個人的にはジャッカルのDビルシャッドとかソウルシャッドなんかを押さえておけば間違いないかと。
さらにベイトフィネスで太目のラインで使用できたらもっと心強いですよね。
晩秋はテロテロ巻きな使い方もアリ
晩秋の時期でブラックバスがめっきり反応しなくなったら使いたいシャッドのテロテロ巻き。
時期的には11月の後半ぐらいから。
これぐらいの時期になるとフィールドの水質はクリアになってきます。
それでいて普段の釣りではちょっと反応が鈍い。
そういったときはバスの行動がなにかしら変化してきているサインです。
エサを活発におっているというよりもじっとして体力を温存させているかもしれない。
急激に水温が低下して適応できていないかもしれない。
だからこそ秋の定番である早巻きをやめて冬を意識したテロテロ巻きが効いてくるかもしれない。
野池だったらシャローを攻略しやすいイマカツのISワスプ55なんかを中層でテロテロ巻いてみる。
そうすると活発にベイトを追っていないバスも、
コレならいけるかも!!みたいな感じでバイトを誘発することができます。
まとめ
まだ冬にシャッドでブラックバスを釣ったことがない。
そういった人には秋から使い始めることをお薦めします。
理由としては、シャッドでの経験値を積むため。
やっぱり数が釣れる秋のうちにこのジャンルでブラックバスを釣ることは非常にプラスな要素です。
シャッドで釣ったことがない人が、釣れる可能性の低い冬に信頼してこのルアーを信頼して投げ続けることができますか??
少なくとも僕にはムリです。
ということで冬がはじまる前にシャッドの早巻きによる使い方で最低でも1匹は釣って自分に自信をつけておきたいところです。