エバーグリーンのPCSC-66M "ウォリアー"は、釣り具としての革新的な設計思想を具現化した逸品です。その最大の魅力は、キャスティングに対する抜群の性能にあります。従来のファーストテーパーを廃し、ローテーパー厚巻き設計を採用することで、細身ながらもタフで粘り強いブランクスを実現しました。この設計により、ルアーを遠投する際の快適な振り抜け感と、軽やかで繊細な操作性を併せ持っています。これによって、ルアーの「乗せて運ぶ」感覚を体感できるほどのキャストフィールを提供し、バックハンドやピッチングといった様々なキャストスタイルにも柔軟に対応します。
菊元俊文氏の言葉にもあるように、バスフィッシングでは、特にタフな状況下での精度の向上が求められます。そのような状況においても、PCSC-66M "ウォリアー"は一日中正確なキャスティングを可能にし、疲労を感じさせないバランスの取れた設計が施されています。
加えて、独自のガイドセッティングも注目に値します。小口径トルザイトリングとSiCリングを組み合わせることで、キャスト時の抵抗を減少させ、さらなるキャスト性能の向上を実現しています。シャフト部に施されたアンサンドフィニッシュは、感度の向上という点においても一役買っており、使い手にリアルタイムの情報伝達を約束します。
このロッドは、幅広いルアーとリグに対応しており、スピナーベイト、バズベイト、ブレーデッドジグからミドルクランク、シャッドテールワームのノーシンカー、ライトテキサスリグ、フィネスラバージグ、フットボールジグまで、あらゆるスタイルのバスフィッシングに適応する多才な能力を持っています。エバーグリーンが釣り竿に求めた機能美が、このウォリアーシリーズには詰まっており、48,000円（税別）という価格は、その性能とバランスを鑑みれば、多くのアングラーにとって決して高いとは言えないでしょう。
PCSC-66Mのインプレ
野池探索❗️
フェイズ ウォリアー66M
野池のオカッパリ一本なら絶対コレ！
長さも良いし、汎用性がハンパやない
野池で使うルアー全部イケる
感度も泣ける pic.twitter.com/o2WIo4L8uw
— 釣り少年 (@g81HaBdg26MAUYM) June 16, 2019
朝一釣行！
まーまーアタリはあるんやけどものらず💦なんとかドライブスティック4.5で一本だけ💦
釣果こそイマイチやったけど久しぶりに投げれておもろかった😂#エバーグリーン#フェイズ#ウォリアー#アルデバランbfs#フロロ10lb#ドライブスティック pic.twitter.com/iURvc9cx1E— rn3 (@rn307823302) November 21, 2020