フェイズのPCSC-70MHRワイルドシューターは、あらゆるムービング系ルアーの振動を手元で集中して感知できるよう設計された釣り竿であり、振動の伝達を最大限に引き出すことに特化しています。この竿は、リトリーブ中にルアーが発する微細な振動を、視覚ではなく触感で直接感じ取ることに着目して開発されました。つまり、釣り人が竿先に意識を分散させることなく、手元に感覚を集中させることで、ルアーの動きと水中での状況をより繊細に捉えられるのです。
このワイルドシューターは、ティップの太さにもこだわりがあり、それが振動を増幅させる要因となっています。太いティップは、抵抗に対して初動が遅れるものの、一度振動が始まるとその振れ幅の大きさと継続性によって、手元への振動の伝達が減衰することなく行われます。この特性は、特にビッグベイトなど重量感のあるルアーを使用する際に威力を発揮し、その振動を手元でしっかりと感じることができます。
また、物体に当たった際のルアーの動きに対しても、このロッドは巧みに対応します。カーボンロッドでありながら、グラスロッドに匹敵するような、ワイルドシューターならではの挙動を可能にしています。これにより、ストライクゾーンからルアーを素早くかつ直線的に回避させることが可能になります。
さらに、柔らかい障害物への対応力も考慮されており、ウィードなどが絡んだ状況でもルアーをスムーズにハングオフさせることができるように設計されています。これは、厚巻きされたカーボン素材のティップや、ティップの硬さを活かした全体的なテーパーデザイン、そしてガイドセッティングの組み合わせによって実現されています。
結果として、PCSC-70MHRワイルドシューターは、その対応ウエイト範囲の広さと、ムービングルアーの使用における感度の高さ、そしてキャスト性能の良さといったカーボンロッドの長所を兼ね備えています。琵琶湖プロガイドの手によって調整されたこのロッドは、巻き物釣りのプロたちによる厳しいニーズに応えるためのアイテムとして、その存在価値を確固たるものにしています。
PCSC-70MHR ワイルドシューターのインプレ
本日は雨の濁りを考慮してジャックハンマー3/8オンスを巻き巻きで40アップ☀️
ワイルドシューターでいろんな巻物をお試し中😄
ほんま巻物が楽になるロッドです😁#ジャックハンマー#エバーグリーン #ワイルドシューター pic.twitter.com/Ecl3OAVK2x— masazone (@masazone1) May 11, 2022
少しサイズは落ちたけど連日の短時間ジャングルウォーカーFISH🐟️
だんだんジャングルウォーカーでの巻いてる感じだったりが少しずつ体に染み込んできてる感じ💪#ジャングルウォーカー#エバーグリーン#ワイルドシューター#フェイズ pic.twitter.com/qIrKsKnV2o— masazone (@masazone1) July 21, 2023
本日のちょい釣りはロイヤルフラッシュJrの巻き巻きにて。
あとはシャワーブローズ77.7でばらし😅
久しぶりにロイヤルフラッシュJrで釣りたかったので満足です‼️#エバーグリーン#ロイヤルフラッシュJr#ワイルドシューター#フェイズ pic.twitter.com/cMzi31l5zv— masazone (@masazone1) May 6, 2022