スライディングジグは、その名の通り、特有のスライドアクションで魚を誘うジグです。リアル・アクションの追求に成功しており、船底状ヘッドがハードボトムに接触すると、わずかなシェイキングでも敏感に反応し、岩陰や隙間に滑り落ちる動きをします。これは甲殻類やハゼ科のベイトフィッシュが物陰に逃げ込む動きを再現しており、そのリアルな動きがバスを誘ってバイトさせるのです。
また、ソフトボトム、特に泥底や砂地での使用時には、ヘッドがボトムに深く切り込みながら、リップ状のフロントフェイスが泥を巻き上げるアクションを展開します。さらに、ヘッドの先端よりも上部にセットされたアイ・ポジションのおかげで、多彩なアクションが可能となっており、それによって根がかりの危険が大幅に減少しています。
このジグは場所や水深を選ばない高いトータルバランスを持ち、特に桟橋や取水塔、魚礁などのマンメイドストラクチャーで非常に高い効果を発揮します。ジグのヘッドデザインは独特で、ボトムの起伏に合わせて左右にスライドする動きを引き出します。そして、ワイドなヘッド先端は岩や他の障害物に接触しても、アイが隙間に入り込むのを防ぎ、根がかりを回避する役割を果たします。
対ビッグバス用としてのガード付きジグには、ギリギリまで細くしたファインワイヤーフックが使用され、ショートバイトも確実にフックアップできるように設計されています。また、スキッピングを多用する際にワームがズレないように、トレーラーホールドワイヤーも採用されています。
最後に、ハードボトムでの使用時には、ジグが傾くことで生じるスライディングアクション、ソフトボトムでの使用時には、障害物を避けながらブッシュをかき分けて進む動きが、フックアップ率を向上させるブラシガードにも対応するスナッグレス効果を発揮します。
スライディングジグのインプレ
真夏のバス釣り完全ノーカン試合炸裂。カレントの効いた水門エリアでオイカワくらいのベイトを発見。反転流を巻物やミノーで色々探るも反応なし。そこから本気でオーバーハングから葦際までスライディングジグにバルビューダで徹底的なシェードとカバーを撃つ。撃沈。やりきった。黄昏時の風は涼しい。 pic.twitter.com/3eCo90r1fa
— 流離いの蕎麦職人 燕羽そばや@Vtuber準備中🥢バス釣り・麻雀活動中💿🐻 (@sasurainosobaya) August 9, 2022
今年5本目ゴーマル( ^ω^ )スライディングジグとスパイニークローのコンビでやりました!STYLE of DEPS! pic.twitter.com/ClZ6lhDjMs
— しんや 釣りアカウント (@shinya0802) June 3, 2014
スライディングジグ良かった。
FGダディを重テキ的に使える👍️
昨日はこれへのバイト数だけは多かった(笑) pic.twitter.com/HxIPMPruDt— 3割が脂身のダマ(NoriesSoul) (@damawarhead) September 3, 2020