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ビックベイト

イマカツの小南ギルポップのインプレをまとめました

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小南ギルポップは、プロガイドの小南悠が特にウイードが豊富な時期のロクマル狩りのために開発したジョイント式のギル型ポッパージャークベイトである。このルアーの全長は120mm、重量は1.6ozクラスで、ただのトップウォータールアーではなく、多彩な技を併せ持つハイブリッドベイトである。

水面に浮かべると、小南ギルポップはそのギル型ビッグベイトとしての存在感を放つ。ワンポップで、適度なスプラッシュを起こし、ポップ音を生むポッパーとしての特性を発揮する。しかし、そこからダイブさせてジャークを加えると、このジョイント構造が生きて、鋭いダートアクションを連続的に見せる水面直下のギル型ジャークベイトに変わる。

特筆すべきは、このルアーが発する「カチカチ」「パチパチ」という音。これは、ボディ内部の大型ラトルウエイトが内壁にぶつかることで生じるもので、水面で酸欠になったギルが口をパクパクと動かす際の呼吸音を完全再現している。この特定の音は、小南が開発の初期から強くこだわった部分で、虫を食べているときの音とも言われている。また、小南ギルポップの大型の扁平ボディは、この内部のラトル音を太鼓のように共鳴増幅させる役割も持っている。ジョイント構造は、浮上時のボディの動きを促進し、はっきりとした「パチパチ音」を生み出すのを助ける。

カナダ藻が豊富なエリアの深部に潜む大型魚を一気に水面まで引き寄せる多面的な魅力を持つ小南ギルポップは、琵琶湖のウイードエリアや野池、河川、霞水系、リザーバーなど、ブルーギルが生息する場所であればどこでも使用可能な新ジャンルのルアーとして位置づけられている。ギル型のルアーは、このように進化を遂げてきた。

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小南ギルポップのインプレ


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